WRS2020トンネル競技と株式会社コレオノイドおよび産総研の関わりについて

掲示板にてWRS2020のトンネル競技に関わるご質問が投稿されました。この件に関して本掲示板の管理者である株式会社コレオノイド代表の中岡から以下を周知させてください。

まずこの掲示板はChoreonoidユーザー間の情報交換や相互扶助を行うためのものであり、それに関わることであれば何でも議論の対象にしていただいて結構です。従って、今回のWRS2020に関するご質問に関しても本掲示板をご活用いただいて問題ありません。

ただし本掲示板になされた質問等に関して、(管理者を含めて)特定の人物や組織が回答する義務をおっているわけではないので、その点については予めご了承ください。これを前提とした掲示板のご活用に関しては、以下のページを参考にしていただければと思います。

以上踏まえた上で、今回お知らせしたい結論から申します。「WRS2020トンネル競技」に関して、現時点で株式会社コレオノイドや産総研は関わっておりません。競技の内容について知り得る立場にありませんし、競技のシミュレーションに使用することが可能なAGX Dynamicsのライセンスも有しておりません。また競技のサポートに関する予算の措置や業務委託契約等も現時点では受けておりません。従いまして、今回ご投稿いただいたご質問を含めて、WRS2020に関わるご質問やお問合わせについて、現状では両機関とも対応できる立場にはありません。

従いまして、WRS2020に関わる問い合わせや情報交換については、競技の主催者や他の参加者との間で行っていただきますようお願いいたします。(それをこの掲示板で行うことについては上記のように特に問題ありません。ただしここで回答がつかないようでしたら、主催者に直接問い合わせていただきたく思います。)

以上恐縮ではありますが、ご理解いただきますようお願いします。

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この件に関してもう少し補足いたします。

2018年に開催された「WRS2018トンネル競技」に関しては産総研も関わっており、当時産総研の研究員だった私が競技の技術面を産総研の業務として全面的に対応しておりました。そのこともありますので、「WRS2020トンネル競技」に関しても私や産総研が技術面でサポートすることを期待されている参加者の方もおられるのではないかと思います。

これに関しては、2019年4月より私は産総研を休職し、株式会社コレオノイドの代表としてChoreonoidの事業化に専念しております。その意向はWRS2018の時点で関係者にもお伝えしており、最終的には2018年12月に開催されたWRS2018を総括する会合において書面にて提出しました。その中で、WRS2020のトンネル競技において、必要であればコレオノイド社を含む関係企業が技術サポートを承る旨お伝えしました。当方としてはそのようなかたちで競技に対してシミュレータ開発者としての責任を果たしていければと思った次第です。

そしてWRS2020に関しては、まだそのような技術サポート等について具体的なご依頼をいただいておらず、契約等にも至っていないのが現状です。このため現時点では競技のサポートをできる立場にありません。この点で競技関係者や参加者からの誤解が生じるのは避けたいため、今回アナウンスさせていただいた次第です。

今後質問対応等を含む技術サポートについて契約に至ることがありましたらお知らせします。それまでは対応が難しい旨について、ご理解いただければ幸いです。

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