ROSサンプルのビルド・実行における不具合の修正

以下のページで解説している、ChoreonoidでROSを用いた遠隔操作を行う方法について、Choreonodの最新の開発版では不具合があり、うまく動かすことができませんでした。
https://choreonoid.org/ja/manuals/latest/wrs2018/teleoperation-ros.html

今回この問題を修正し、あわせてドキュメントの記述も最新版にあわせて修正しました。

この不具合の影響を受けたユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしてことをお詫びします。よろしければ、ChoreonoidやROS関係のパッケージを最新版に更新し、上記ドキュメントを見ながら再度お試しいただければと思います。

ちなみに不具合の具体的な内容は、choreonoid_rospluginのPythonラッパ部分でビルドエラーになってしまうというものでした。この状態でWRS2018のROSサンプルを動かしたとしても、Pythonスクリプトが完全に動作せず、ロボット側からのトピック送信がされない状態となっていました。

この不具合はChoreonoid本体の開発版でCMake関連の記述を改善していた際に、こちらに影響の出る変更をしてしまったことによって生じていました。今回Choreonoid本体のCMakeの記述を全面的に改善し、この不具合も生じないようにしました。

また、この不具合を修正する中で、上記のドキュメントの内容が古くなっていたり一部間違っていたりする部分があったため、そちらについても修正しておきました。

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